歯科雑誌に掲載されました!!
当医院の歯科衛生士による記事が月刊『デンタルハイジーン 』2月号に掲載されました👏😁タイトルは、情報収集が鍵 患者さんのライフステージにあったOHI(歯科衛生指導)です。数ヶ月の間、資料を集め 文献を読み、中学校にアンケートを行い 大変頑張っていました。出版社の編集者との幾度かのやり取りの中、最終原稿が雑誌に載りました。協力していただいた関係者の方々には、大変感謝しております。貴重な機会を与えていただき 文章をまとめることの難しさなど経験しレベルアップしたと思います。内容を始めの部分だけですが、①思春期に見られる特徴:思春期は、学童期から成人期への移行期間であり人間性の形成にかかわる非常に重要なライフステージです。身体的な変化としては第二次性徴が起こります。身体は大人に性徴する反面、精神的にはそれに追いつけずに不安定になりやすい時期です。アイデンティティが確立し親から自立したいと思う反面、まだまだ周りの大人に頼らねばならない不安などもあり、そう反する気持ちの中で葛藤することがあります。。。②思春期の生活環境:中学校に上がると部活動や塾が始まったり、夜遅くまで勉強したりすることで間食や夜食をとる機会が増えるなど、生活習慣に変化が見られます。それに伴い就寝時間が遅くなり、朝食の欠食が多くなる傾向もあります。それまで家族中心だった人間関係は友人へとシフトしていきインターネットにより以前と異なるコミュニケーション環境が生じてきます。そういった環境の中で恋愛感情、関係を持ち始め一方でいじめなどの問題も起こりやすくなり、憂鬱な状態といった健康問題が生じやすいと考えられます。行動範囲が広がり時間的余裕がない生活を送っていると歯科の定期検診を受ける機会が減ります。しかし思春期は自己意識が尖鋭化され容姿、審美性に関心を持つようになるので口臭やう蝕、歯並びなど口腔内の審美性から健康への興味を誘導できる時期でもあります。③思春期に見られる口腔内:ほとんどの乳歯が永久歯に生えかわる中で、特に萌出し始めた第二大臼歯は、咬合面や頬舌側面の小窩列侯にう蝕が出来やすいです。また歯列不正が気になり矯正治療を始めている、もしくは矯正治療を終えて保定装置をつけている子も増えます。矯正装置を装着していると清掃が難しくう蝕が出来ることは珍しくありません。さらに仕上げ磨きなど口腔内に対する保護者の介入が減ってくる時期なので、本人と保護者にあらためて口腔清掃の重要性を説明する必要があります。また身体の性徴に伴い、性ホルモンの変化とプラークによる思春期せい歯肉炎が見られることがあり同時に歯頸部のプラークコントロール不良により初期のう蝕も多くなります。様々な変化が起こるこの時期に治療だけでなく歯科衛生士が口腔内への意識を改善させ定期検診を習慣づけることで将来のう蝕、歯周病の予防につながります。・・・といった内容です。続きを見たい方は注文して読んで見てください。宜しくお願いします。