予防歯科のススメ 2018年3月NO.2
歯の変色に対する対処法?
歯の外側から着色しているケース(外因性のものが原因の場合)では...色がつきやすい飲食物を控えめにしてみる。歯をクリーニングしてもすぐに着色がついてしまう方は、普段口にしている飲食物に気をつけてみましょう。口にする頻度が少なくなるほど、着色しにくくなります。色がつきやすい飲食物の後にはすぐにうがい、または水を飲む。着色しやすい飲食物を口にした後、その色素が沈着しないうちにすぐにうがいをするか、水を飲むのも効果的です。タバコを控える。ヘビースモーカーほどヤニが多くつきます。タバコの本数を控えるか、できれば歯や体の健康を考え禁煙したいですね口の中を唾液で満たすようにする。唾液は口の中を洗浄する働きを持っています。ガムを噛んだり食べる時によく噛んだりすることで唾液の分泌を促すことが出来ます。また口呼吸で口が開いている方は口の中が乾燥しやすく飲食物の色素がすぐについてしまいやすい傾向があります。口呼吸のある方は健康面でも良くありませんので鼻呼吸に治すようにしましょう。歯科医院で検診、歯石取り、クリーニング(PMTC)を定期的に受ける。歯医者で定期的に虫歯のチェック、歯石取りを受けるようにしましょう。また、歯の隅々まで徹底的に行うと『PMTC』というクリーニングを受けることで歯の表面がツルツルとなり着色しにくくなります 歯の内側から着色しているケース(内因性のものが原因の場合)では...ホワイトニングを受ける。歯のクリーニングでも白くならない場合には、歯の色そのものを白くするホワイトニングがおすすめです。天然歯で神経の入っている歯が対象です。歯科医院で受けるオフィスホワイトニングと自宅でできるホームホワイトニングがあります。神経のない歯に関して中から漂白するウォーキングブリーチもあります・ラミネートベニアを貼り付ける。歯のホワイトニングでも白くないようにテトラサイクリン歯のような重度の歯の変色に関しては、歯の表面を薄く削り薄いセラミックのベニアを貼り付けるラミネートベニアという方法もあります。コンポジットレジンを詰める。エメル質形成不全で歯の一部が変色して気になるというような場合には着色部分を削ってコンポジットレジンという歯の色をしたプラスチック素材を詰めることで解決できます。ただし年月が経つと変色してくるため。色が気になってきたら詰め直す必要があります。セラミックをかぶせる。遺伝的なものが原因であるエナメル質形成不全で、歯を全周削って被せるセラミッククラウンが適しています。